晩酌男爵♀のブログ

猫とワインと夫を愛する主婦の日常雑記

観劇で感激

ミュージカル観劇

晩酌男爵♀、ひさびさに姉妹で観劇しました。 大竹しのぶさん主演のミュージカル「にんじん」です。 劇場は新橋演舞場。銀座の奥にある、伝統ある劇場です。

観劇は芝居を観るだけにあらず

出発から帰宅まで観劇は楽しさのポイント満載です。(うちに帰るまで遠足です、みたいな(笑))

移動はセレブ気分で

ちょっと贅沢して、タクシーで劇場へ。 降り際運転手さんに「楽しんでらしてください」と送られ気分アゲアゲ。

お弁当の購入

入り口前の販売コーナーで夕飯確保!(公演は夜の部)。 ふたりとも公演にちなんだ大竹しのぶさんお気に入りにんじん弁当」をチョイス。

お土産の購入

チケットをもぎっていただき、いざ入場。2階の座席を目指す前に、まずはおみやげコーナー!試食させていただいた「お塩の金平糖が美味しい上にパッケージも素敵で。「君にきめた!」で即購入。

いよいよ開演

眺めの良いお席は、花道もバッチリ。 チケットをご都合くださった、お知り合いの方々にあらためて感謝申し上げます。

「にんじん」

原作は、フランスの作家ジュール・ルナールの同名小説。タイトルの由来は主人公の赤毛から。 読書好きな晩酌男爵♀の姉は、子どもの頃に原作の翻訳本を読んでいます。 晩酌男爵♀は予備知識なしでの観劇でした。

主人公の14歳の少年を、還暦の大物女優が演じるとのことで話題を呼んでいる舞台です。 小柄な大竹しのぶさん。でも舞台上の存在感はすごい!これがオーラというものでしょうか?!

幕間(まくあい)

途中で35分間の休憩。お弁当タイムです。 「大竹しのぶさんお気に入りにんじん弁当」は、

  • にんじんのラペ
  • エビフライ
  • イチジクと生ハム
  • プチちらし寿司
  • いんげんの肉巻き

などなど、目にも鮮やかで具材たっぷり。美味しゅうございました。

舞台は感動のラストへ

家族愛が主題のこの作品。児童文学として紹介されることが多いようですが、テーマがとても重い。 「僕を愛して!」少年の叫びが胸を貫ぬきます。姉妹は涙無しには観られませんでした。 ラストの主人公の選択。わたしは彼を祝福するというより、祈るように見守る心境です。

カーテンコール

舞台が「生」であることの醍醐味、 カーテンコール! 拍手のしすぎで姉妹は手のひらジンジンになりました。 大竹しのぶさんはもちろん、共演のみなさんの歌と演技への感謝を拍手に込めました。 お手伝いさん役の真琴つばささん(元タカラジェンヌ)の美声には、思わずうっとりしちゃいました…。

あぁ、やっぱり舞台はいいですね~!

にんじん (新潮文庫)

にんじん (新潮文庫)

余談ですが…

上演中築地の場外市場で火災が発生したそうです。たしかに観劇中異臭がしてましたね。舞台の演出?と、気にはなってたけど、まさか火災とは。 さいわいケガ人は無しとのことで、ほっとしました。

(終演後も消火活動が続いており、姉妹は煙の中を歩いての帰宅となりました。)