晩酌男爵♀のブログ

猫とワインと夫を愛する主婦の日常雑記

スターバックス、ドリップコーヒーのレシートで、その日のうちならおかわり100円(税別)

ワンモアコーヒーは1杯目以上に美味しい気がして、ついつい日に2回スターバックスに入ってしまう。セイレーンの魔力か?おそるべし。

やや行きつけの近所のスターバックスでは、大抵似たり寄ったりの位置の席に着くのだが。

今日に限ってその辺りの席は塞がっており、やむなく普段とは逆サイドに陣取る。

そこから見回す店内の眺めはなかなか新鮮で、この店舗のデザインコンセプトはインダストリーなのかしらんなどと分析。

いつもなら読書優先で、都市伝説的駝鳥の避難ポーズよろしく、書籍に首を突っ込んでますもので。やあね。

日常のルーティーンからちょっと外れたことにより、発見を得た喜びがありました。

ワンモアコーヒーまだまだ飽きぬ、ノーモアコーヒー?ご冗談を。

三島由紀夫「金閣寺」

読書の秋の冒険

その読書はバリウムを飲むようだった。

自分にとっては必要不可避な行為で、だれに求められたものでもない。慎重に飲み下すそれは、最終的に跡形もなくわたくしから去っていくと思われた。

今までにない読書体験

読み進めながら、一冊の書物に己の未知の内側がストロボをたいたように刹那刹那照らされる感覚を覚えた。

自然美や造形光の、滑らかで淀みない描写に酔いしれた。

日本語のパワー

わたくしの3歳児のような思考回路は「快・不快」程度のアルゴリズムしか持ち合わせていない。

それゆえ分離不可能な「美・醜」に目眩を覚える作品世界に、衝撃を受けた。こんなにも日本語とは力のあるものなのか。

残響ボディーブロー

時間が経てば元の黙阿弥だろうが、この読後感はしばらく尾を引きそうだ。

一冊の書物で、これまで安穏としていた自分のどこかが揺さぶられてしまった。

果たして、これで良かったのだろうか。

ワーグナー「ローエングリン」

4Kで「ローエングリン」上映

先日、ソラマチのイベントスペースを通りかかりました。ちょうどワーグナーの「ローエングリン」の4K放送(ダイジェスト30分)が始まったところ。

興味はそそられたけど、一緒にいた夫はお疲れの様子なので見送りました。

困ったときのYoutube

ならば、翌日の家事の合間にYoutubeで「ローエングリン」関連のコンテンツを視聴することに。そこで、本編でなく解説動画を選択。(芸術をつまみ食いしようなんて、ちゃっかりしてますな。)

予備知識はありがたい!

  • 使用する音域で「神の世界」を表現してるんだぁ!

  • 「結婚行進曲」メンデルスゾーンより、ずっと軽やかなんだな~。

と、ど素人でも楽しめるありがたい動画でした。

ワーグナーというと

  • ヴァヴァリアの狂王ルードヴィッヒ2世

  • 不倫略奪婚

のイメージが先に浮かんでしまう、ゴシップガールで、若干腐女子なわたくし。

つまみ食いの次は、本編を

ど素人なわたくしの、素朴なワーグナー作品への印象は「歌舞伎」なんですよね~。

なんでだろ?単に、ご無沙汰してる歌舞伎の禁断症状?

このもやもやを解き明かす為にも、「ローエングリン」本編見なきゃだわ~。

樹木希林さんの死に想う

バイプレーヤー(byplayer)

名脇役の個性派女優、樹木希林さんが亡くなられた。享年75歳、10年を超えるガンとの闘いの末のお別れだった。

子どもの頃、向田邦子さん脚本のテレビドラマで「ジュリ~」と身悶えるおばあさん役の印象が強かった。

失礼ながら樹木希林さんは、「ずっとおばあさん」な女優さんというイメージ以外なかった。

樹木希林さんの残されたもの

彼女の死が報じられるなか、メディアを通じて残された数々のメッセージに触れている方も多いかと思う。

他人様と自分を比べず、ありのままの自分を受け入れ生きること。それをごく自然体で、社会に発信されていた樹木希林さん。

彼女の生き方から教えられることは、昭和の波がひいた砂浜で見付けたシーグラスのよう。

その存在に気づいた人にとっては、宝石に勝る生涯の宝物となったのではないか。

自分の終活に喝

死は誰にも、平等に訪れる。

人生100年時代といっても、自分もいつかは店仕舞い。

私はいまだにユメとエゴとの見分けがつかず、自分のシッポをグルグルと追いかける始末。

自分が愛し愛された存在だと認めることをおそれ、自意識過剰自己嫌悪。

中2かっ。

いい加減よしましょうや。

主役は自分

名女優の死に、「生にも、死にも怯えない」生き方を示された気がした。

私の人生の唯一絶対の主役は、自分。

「今から終活」の心持ちで暮らそう。きっと景色が変わる。

東京芸術大学奏楽堂モーニングコンサート

芸大でコンサート鑑賞

魂に滋養を!

4月26日。 その日はオフでした。

心がいささかかさついていたので、 起きぬけに当日間に合う クラシックコンサートをググりました。

(発作的!)

東京芸大奏楽堂モーニングコンサート

ホムペによると当日券あり。

上野なら間に合うかな?と、マッハで着替えて出発。

芸大敷地内の建物前の行列に加わり、 無事チケット取れました!

学生さんの演奏によるコンサート

芸大のモーニングコンサートは、 芸大の学生さん(各回2名)の演奏が楽しめるコンサート。

本年度は13回公演予定。 今回は今年度第1回めです。

なんかそれだけでもラッキーちゃん。

ファンタスティックな1時間

今回は

の演奏が楽しめました!

音楽に疎いわたしですが、 生の演奏は体で聴けて心地よいです。

特にバイオリンの スペイン交響曲

民族的な調べは、今もアタマの中に残ってます。

バイオリンの技巧を駆使した演奏は、かっこい!聴いていて、ハートが「ぽっぽ」してしまいました。

作品を流れる調べ ハバネラ は、なんとキューバがルーツであることを後でググッて知りました。びっくり。

お得です

このような機会が、 当日券1000円で得られるなんて素晴らしい!

東京芸大さま太っ腹です!ありがとうございます。

お近くの方にはおすすめのコンサートです。

触媒されて

思い切ってパジャマから着替えて、 ホントよかった。

また行きたいなぁ。

楽器演奏への憧れも再び萌えてしまいました。 「ちんとん」の練習(単に自宅で自己流)も再開です。

PCでお絵描きしていても、 色彩が塗り絵のようにかたちに収められるのを、イヤンイヤンしています。

音楽ってすごいなぁ。

明日を迎え撃つ

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サザエさんシンドローム

日曜の夕暮れ。明日からの仕事や学校を思い、やるせないゾーンに入っちゃう向きも多いのでは。

いっそのこと、明日から被るストレスを「先取り」で解消しちゃうのはいかがでしょうか。

日曜の2大演芸番組

晩酌男爵家では、

  • 笑点(日テレ)
  • 浅草お茶の間寄席

を見て翌日の仕事に備えます。

三遊亭小遊三師匠

本日の浅草お茶の間寄席は、 三遊亭小遊三師匠。 笑点といい、すっかり「小遊三Day」でした。

そして、師匠の味のある風貌を拝見してたらムラムラしまして…。

描いてしまいましたぁ。

  • 落語で笑って
  • お絵描きして

これが次の1週間を乗りきるための、ルーティーンざます。

カーヴス的?自由時間の使い方

ライフスタイル激変?

この春から 私のお仕事は、実質フルタイムだったのが週4に。

つまりお休み週3日なんです!

しかも、週末夫は所用で基本外出 となりました。

降ってわいた自由時間!

今までの、ばたばたした慌ただし日々が嘘のよう…。

実家通いや家事に時間を充てても、まだまだ余裕~。 なんとありがたい境遇でしょうか!

有閑マダム?

今までセーブしてた

  • お絵かき
  • チントン(小型三味線)
  • ブログ
  • 読書
  • 英語学習

いろいろ…。

はて、どれから手を付けましょうか。

優先順位がつけられない~

優柔不断でして。なにかひとつ、じっくり取り組むことが出来ん!

こうなりゃ、何もかもちょっとずつかじるしかないわ。

とある日曜の時間割

タイムテーブルとしては、毎正時にメニューを変更。各コマ内で、実質小一時間のアクティビティーを繰り広げることにしました。

本日は

  • 二度寝のお供に読書。(ワインのお勉強?に「神の雫」)

  • チントンの練習(YouTubeで三味線のバチの握り方をはじめて知りました。今までの練習がいかにテキトーだったか、反省。)

  • 昼のちょいのみ(夕べの残り物をつまみに、テーブルワインの赤をグラス一杯だけ。自分ひとりのためにワイングラスを使うなんて…。(エセでもセレブな気分だわさ))

  • 海外ドラマ鑑賞(CSI)

  • お絵かき(後でインスタにアップしよ~。)

  • ブログ更新(粋がってカフェのテラス席を選ぶ)

…女性専用スポーツジム「カーヴス」の、各メニューちょっとずつまわす、あの方式です。

ちなみに、カーヴス経験はありませんのよ。

テキトーでたのしいをゆるす

当初、 「時間があるなら、何か結果出さなきゃ」 「資格とろうかしら(何のだっ?)」

と、自由を与えられたら与えられたで 罪悪感にさいなまれていました。

我ながら、どんだけ自虐的な思考回路なんだろう。

このライフスタイルがいつまで続くかはわかりませんが

  1. ひとりの時間を、生産性にとらわれずに過ごす!

  2. リフレッシュした自分で、笑顔で夫を出迎える!

をモットーに過ごしてみます。